ドクターゴンは、医学部卒業後すぐに東京新宿の大学病院で外科&救命救急医として働き始めました。最初はとにかく命を救うことだけが重要だと考えていました。
約10年間、たくさんの患者さんの蘇生、緊急手術、重症管理の経験を積むうち、障害が残った患者さんのその後の生活が気になるようになりました。
そして、茨城の救命センター医長を務めた約2年間、退院した重症患者さん達の訪問診療を、前任の曽我先生から引き継いで行ったことで、救命医が在宅医療に参加すれば、常に連続した医療を提供できることに気が付いたのです。
平成元年の卒業時には人気が無くて人手不足だった救命救急の医局でしたが、大学病院に帰局する頃には毎年多くの入局者がいて、優秀な後輩がたくさん育っていました。
救命の仕事は後輩達に任せて大丈夫!そう思ったドクターゴンは、外科と救命救急の技術を使えば、重い障害を抱えた在宅患者さんの役に立てるだろうと考えました。
どうせなら、何でもある都会より、不便な田舎がいい。
そこで、大好きな生まれ故郷、宮古島で開業することにしたのです。
最初は、父親の大学医学部の先輩から伊志嶺医院(現在のドクターゴン四島診療所)を借りて診療を開始。
その3年後に現在の上野ドイツ文化村 ドクターゴン診療所を開設して現在に至ります。
ドクターゴン診療所
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